ブログのコメント欄にSEO効果はあるのか?リスクと与える価値について

ブログのコメント欄を公開することの目的として、もしかするとあなたは次のことを考えてはいないでしょうか。

  • 読者と交流を図りたい
  • なんとなくコメントは残しておきたい
  • コメントはSEO効果があると聞いた

人それぞれの理由があると思いますが、その中で「コメントのSEO効果」を期待している人は結構いらっしゃいます。そこで本記事では、ブログのコメント欄は本当にSEO効果を期待していいのかを解説していきます。

結論:コメント欄にSEO効果あり

先に結論を言ってしまうと、コメント欄に書き込まれたコメントはSEO効果を期待できます。

なぜなら、ブログのコメントはそのページ上のコンテンツの一部となるからです。

実際コンテンツの一部としてGoogleから認識されているかどうかは、Google Search Consoleを見ればすぐにわかります。下記はこのブログに書き込まれたとある記事のコメントになります。

Googleのクローラーから見たそのページのコンテンツ内容で、ここに書き込まれた内容がページ、そしてサイト全体に影響を及ぼします。

以前まで使えたコメント欄を使ったSEOテクニック

Googleは被リンクをまだまだ重要視しているところがあります。結局のところコンテンツ内容だけで全ての良し悪しを図ることができないので、どの記事が人気なのかを被リンクに頼りです。とは言っても、昔より重要性は落ちました。

過去の話になりますが、結局のところSEOで順位を上げるには被リンクが重要なので、ちょっと頭の切れる人は、「ブログのコメント欄を使って被リンクを飛ばせばサイト順位が上がるんじゃない?」と考えた結果、コメント欄を使ったSEOを始めました。昨今は落ち着きましたが、2〜10年前はめちゃくちゃ流行っていたSEOテクニックです。

そこで実際に「コメント欄から被リンク飛ばしたらめっちゃ効果あった!」と気付き、ブログのコメント欄に自分のサイトへのリンクを自動的に貼っていくツールなども登場しました。今も海外だと結構使ってる人もいますし、現在もこのようなコメントが届きます。

コメント欄に自分のサイトのリンクを貼るだけで被リンク効果が見込めるなら、みんなやっちゃいますよね。ですがこれもGoogleに対処されるようになりました。事実上、被リンクSEOを期待してのコメント欄の使い方はほぼほぼ機能しなくなっています。

コメントはGoogleの品質評価の一部である

以前のGoogleアップデートで、他者が生成したコンテンツの価値を低くしました。例えば、ユーザーが製品のレビューをしたり、口コミを投稿したり、コメントを書いたり。

ですが、あくまでもコンテンツの価値を「低く」しただけなので、まだまだ口コミやコメント欄はSEO効果を見込めます。その証拠に、家電などの口コミを調べると「価格.com」、飲食店の情報を調べると「ぐるなび」、「食べログ」などが上位表示されますよね。

実際Googleの品質評価ガイドラインを見ても、「Customer reviews can be helpful for assessing the reputation of a store or business.(お客さんからのレビューは、店舗やビジネスの評価に役立ちます)」と書かれているので、口コミやコメントは間違いなくGoogleからのSEO評価の一つとして扱われています。

現時点でのコメント欄の正しい使い方

SEO効果は多少なりとも期待できる上で、「じゃあコメント欄公開しようか」と考えている方は、次のことを考慮に入れながら運用してください。

  • 記事と関係のないコメントの管理
  • スパムコメントの排除

現在はワードプレスのプラグインで「Akismet Anti-Spam」を導入しておけば、スパムコメントをほぼブロックすることが可能です。最も気をつけたいのが「記事と関係のないコメントの管理」です。

コメントはコンテンツの一部となるとお話しした通り、あればあるほど勝手にコンテンツボリュームが増えていくメリットがあります。しかし、全てのコメントが良いコメントではありません。中には、低品質なコメントも混じっています。

Google Webmasterで度々登場するジョン・ミューラーは「低品質なコメントはサイト全体の品質にも悪影響を与える可能性がある」と動画内でも話しています。英語なのでわかりにくいかと思いますが、見る気力のある方は一度参考にしてみてください。

つまり、コメントをコンテンツの一部として扱いたいのでしたら、その記事に関係あるコメントだけで運用する必要があります。

なぜ「価格.com」の口コミが検索の上位に表示されるかというと、その製品に対しての価値の高いレビューや議論がページ内で活発に行われているからです。その分管理は大変になりますが、それ相応のリターンは返ってきます。

kawahara
元々コメントを書かれることが少ないのでしたら、正直コメント欄を使ったSEOなんて考えないほうがいいと思います。地道に自分のコンテンツだけで検索上位を取れるように頑張っていきましょう。

コメント欄のリスクも考慮に入れましょう

コメント欄を開放する場合、あなたは次のリスクも考慮に入れなければなりません。

  • 止まらない誹謗中傷コメント
  • 読者へのコメント返しが面倒/管理が大変

熱烈なアンチがついてしまうと、どの記事を書いても誹謗中傷が止まりません。私も過去にブログがいい感じに育ってきて色々なキーワードで上位表示し始めたタイミングで、半年くらいに渡り同一IPから誹謗中傷コメントを書かれたことがあります。

このようなコメントがあると多少なりともストレスは溜まりますし、基本的に私は「ブログは楽しく運営していきましょう」スタンスの人間なので、このブログ以外のコメント欄は全て廃止しています。

あまり誹謗中傷は気にならないよ、って人であればコメント欄を開放してブログ運営して行っても良いかと思います。下記記事にコメント欄を閉じるべき人について詳しく書きましたので、合わせてチェックしてもらえたら幸いです。

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まとめ

最後に、記事のまとめになります。今回は、次のことをお話ししました。

  • コメント欄はコンテンツの一部なのでSEO効果は多少ある
  • Googleのアップデートで、他者が作ったコンテンツは品質評価の優先順位が低くなった
  • 低品質なコメントはサイト全体に悪影響を及ぼす可能性がある
  • しっかりとモデレートできるならコメント欄を開放してOK

結論としては、コメントにはSEO効果を多少なりとも見込めますが、正直コメント数が少ないとあまり効果はありません。むしろコメントの質が低すぎてサイト全体に悪影響を及ぼすことも。

今回の記事内容を踏まえた上で、コメント欄を使ったSEOを行うかどうかを判断してみてください。

私がTHE THORを選んだ理由
WordPressテーマ選びに悩んではいないでしょうか。2019年様々なテーマを使ってきた私が、なぜTHE THOR(ザ・トール)を選んだのか包み隠さずお話します。
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