ConoHa WINGでは、ECサイト用のツールの他にブログ構築で欠かせないWordPressのインストールが簡単に行なえます。
そこでこの記事では、ConoHa WINGでWordPressを新規インストールする方法について解説。ブログ構築が初めてでWordPressのインストール方法がよくわかっていない方の参考になれば幸いです。
なお、ConoHa WINGを契約した前提の記事となるので、まだ契約できていない方は下記記事を参考にConoHa WINGを利用できる状態に持っていってもらえたらと思います。
2016年からブログを作り続けている私ですが、今までエックスサーバー、MixHostと使ってき、最終的に落ち着いたレンタルサーバーが「ConoHa WING(コノハウイング)」となります。この記事を最初に書くまで半年ほど利用しました[…]
ドメインをConoHa WINGに追加する
WordPressをインストールする前に、ConoHa WINGにドメインを追加する必要があります。なお、今回はドメインをムームードメインで取得しています。ドメインがまだ用意できていない人は下記記事を参考に取得してください。
WordPressで運営するブログを開設するためには、独自ドメインの取得が必須です。ドメインの契約は色々なサイトで行っていますが、その中でも特に利用されているのが「ムームードメイン」と「お名前.com」の2つです。私は以前までお名前[…]
同時にネームサーバ(DNS)をConoHa WING用に変更しましょう。ConoHa WINGのネームサーバは下記となります。
- ns-a1.conoha.io
- ns-a2.conoha.io
ここまで完了したら、いよいよConoHa WINGにドメインを追加する段階です。
ConoHa WINGのコントロールパネルにログインし、「サーバー管理」→「ドメイン」の順番にクリック。右上の「+ドメイン」をクリックし、新規ドメインを追加します。
「新規ドメインを追加」を選び、無料独自SSLは一応「利用する」を選んでおきましょう。DNSの反映が終わっていないとエラーが出ますが、後から無料独自SSLの設定も行えるのでここでは気にしなくても良いです。
「ドメインを入力してください」の部分には、このメディアで言えば「blogsow.com」。「https://」の部分はいらないのでドメイン名だけ入力してください。
入力が終わったら「保存」を押します。ステータスが作成中から稼働中になったらConoHa WINGへのドメイン追加は完了。下記のようなポップアップがブラウザ左下に表示されます。
ConoHa WINGにWordPressをインストール
次に、「サイト管理」→「サイト設定」の順番に画面を開きます。この時、WordPressをインストールしたいドメインにサイトを切り替えるのを忘れずに。出来ていない人は、「切り替え」から対象ドメインを切り替えましょう。
切り替えができたら、アプリケーションのインストールタブを開き、「+アプリケーション」をクリックします。
WordPressのインストールを行います。
下記項目を選択、入力項目を埋めてください。
- アプリケーション:WordPress
- インストール方法:新規インストール
- バージョン:新しい方
- URL:お好みで(wwwなしのほうが多い)
- サブディレクトリ:基本は未入力
- サイト名:ブログの名前を入力(後から変更できる)
- メールアドレス:ログインなどに使うメールアドレスを入力
- ユーザー名:ログインやブログのユーザー情報で使う名前(半角英数字)
- パスワード:ログインなどに使うパスワード
- データベース:変更しなくてもOK
- データベースパスワード:任意
必要項目の入力が終わったら、「保存」を押して少し待ちます。
下記のように2つのメッセージが表示されたらWordPressのインストールは完了です。
後はWordPressの管理画面にログインして初期設定などを済ませればブログの執筆ができるようになります。
後から独自SSL化させる方法
ドメイン追加時にSSL化出来なかった人は、WordPress追加後に必ず独自SSLの設定を行いましょう。
具体的に言うと、「http://」から「https://」にURLを変更する作業です。これを行わないと、もしかすると近い未来Googleから排除される可能性があります。Googleはhttpsから始まるURL以外は安全ではないと判断しているので、今後SSL化していないサイトは検索順位が大幅に下がることもSSL化を推奨する理由の一つです。
ConoHa WINGのコントロールパネルにログインし、「サイト管理」→「サイトセキュリティ」の順番に画面を開きます。
すると、「無料独自SSL」という項目があるのでクリックして開き、利用設定を「ON」にします。
ステータスが「利用中」になったらSSL化完了。ネームサーバの設定がまだ反映されていない場合は失敗しますが、1日くらい経てばONにできると思うので、時間を置いて再度SSL化の設定を行ってください。