【超簡単】安全にはてなブログからWordPressに引っ越しする方法

本記事では、私がはてなブログからWordPressに引っ越ししたときの方法を手順つきで具体的に紹介しています。WordPressへの引っ越しに関して、次のような悩みをお持ちではないでしょうか。

  • そもそもどうやってはてなブログから引っ越すんだろう
  • WordPressに移行するメリットってなんぞや
  • ミスなく安全にWordPressへ移行するにはどうすれば
  • なるべく簡単な方法ではてなブログからWordPressへ引っ越ししたい

上記のような悩みを解決できるよう記事にしています。ご参考になりましたら幸いです。

はてなブログからWordPressに移行を決めた理由

これまではてなブログで当サイトを運営していましたが、様々な理由からWordPressに引っ越ししようと決めました。と言っても、元々WordPressで運営していたメディアなので、元の鞘に収まったという感じです。

はてなブログも悪くありませんが、次のような理由で移行を決めました。

  1. プラットフォーム依存からの脱却
  2. はてなブログの規約を気にして運営するのが面倒
  3. カスタマイズに限界を感じる
  4. サブディレクトリを使ったメディア運営をしていきたい

他にも細かい理由はありますが、ザックリ言うとこんな感じです。正直はてなブログはブックマークの被リンク目的で使っていた部分もありますが、その効果も薄くなってきたと感じました。そういった事情もあり、長期的な視点で見れば間違いなくWordPressで運用していった方が後々得をするのではないかと考えています。

追記:はてなブログはサイトマップの読み込みがおかしい

もう一つWordPressに戻そうと思った理由がありました。それは、はてなブログではなぜかサイトマップの読み込みが空っぽになっていたからです。サーチコンソールでチェックしてみたら、こんな感じになっていました。

記事のインデックスが無くなっていたので、もしかしてサイトが飛ばされたのかなと思っていましたが原因は多分サイトマップが読み込めなくなったから。徐々にインデックスが消え、最終的に登録件数が0となっていました。

はてなブログなんて二度と使わない。

WordPressのサーバーに「Conoha Wing」を選んだ理由

はてなブログからWordPressに引っ越しをする場合、置き場所となる「サーバー」を必ず契約しなければなりません。

過去に筆者は、エックスサーバー、ミックスホストと有名所のサーバーを使ってきましたが、今回はそれらを利用するのは辞めることに。そこで選んだサーバーが「Conoha Wing(コノハウイング)」です。

筆者も実際に何ヶ月か使ってみましたが、下記を魅力と感じてConoha Wingを選択しました。

  1. サーバーの応答速度に優れている
  2. 管理画面が使いやすく、WordPressのインストールが簡単
  3. 独自の「サイトコピー」「かんたん移行」が便利すぎた

グーグルのサイト表示速度テストサイトにてConoha Wingのサーバーの応答速度を何度か計測していますが、改善項目として上がってこなかっただけでなく、他メディアでもConoha Wingに応答速度が優れていると明言している事が多いです。

ただ、このサーバーの応答速度に関してはエックスサーバーもミックスホストも悪くないので、誤差程度だと感じています。

そこで、私の中でConoha Wingを選ぶキッカケとなったのは何かと問われると、ずばり「移行作業がどのサーバーよりも簡単かつ確実に行えるから」と感じたからです。

Conoha Wing最大の魅力「WordPressのかんたん移行」

Conoha Wingを選んだ最大の理由が、引っ越しを簡単に行える「WordPressのかんたん移行」ができるからです。この機能は他のサーバーで運営しているWordPressでも簡単にConoha Wingに引っ越しできる機能で、単純に言えば「ブログのコピー」ができます。

ブログをそっくりそのまま引っ越しできるので、自分で行う作業は実質ドメインのネームサーバーを変更するだけです。コピー作業はConoha Wing側が全て自動で行ってくれます。

テストサイトを構築して確実な引っ越しが可能になる

Conoha Wingの引っ越し機能を使うことで、はてなブログからWordPressへの移行も確実にミスなく行なえます。私が今回行った作業手順は次の通り。

  1. Conoha Wingに引っ越し用のテストサイトをWordPressで構築
  2. はてなブログからテストサイトにデータをインポート
  3. テストサイトを本ドメインにコピーする

直接本サイトにデータをインポートしない理由は、ある程度WordPressのデザインやプラグインのインストール、記事内容の修正を行ってから公開したいからです。

例えば、日々10,000PV以上あるブログの引っ越しでいきなり切り替えをしてしまうと、来訪した読者から「デザインが崩れて読めない」と判断され、すぐに離脱される危険性があるからです。PV数も落ちますしブログの回遊率も下がるので、すぐにキレイなサイトを見せるには、テストサイトから本ドメインにサイトコピーするのが確実です。

はてなブログからWordPressに引っ越しする方法

ここからは実際にどのような手順ではてなブログからWordPressに引っ越しを行ったのか、具体的な手順をご紹介します。また、今回引っ越しにあたって使ったドメインやサーバーは次のものになります。

  • サーバー:Conoha Wing
  • ドメイン:お名前.com
  • ワードプレステーマ:THE THOR

テーマはどれでもいいですが、サーバーとドメインはこの2つでのやり方を基準として記事を書いているので、あらかじめご了承ください。

はてなブログで引っ越し準備

まず初めにやることは、はてなブログでの引っ越し準備です。引っ越しの際に必要なデータをはてなブログ側からエクスポートします。

はてなブログの管理画面にアクセスし、「設定」→「詳細設定」から「記事のバックアップと製本サービス」をクリック。

ここでははてなブログのデータをMT(MovableType)形式でエクスポートします。「○○をエクスポートする」をクリックし、数秒待つとダウンロードができる状態となります。

ファイルのダウンロードができたら、はてなブログ側でやることは全て終わり。次ははてなブログで抽出したデータをテストサイトに移行します。

移行準備用サイトをConoha Wingに設置

これからテストサイトをConoha Wingに設置しますが、その前にテストドメインの取得が必要となります。ネームサーバーの変更もしなければならなく反映に時間もかかるので、はてなブログでの作業を始める前にこの作業をしてもいいかもしれません。

今回はお名前.comでドメインを取得しました。取得方法は下記記事で詳しく紹介しています。

ドメインの取得ができたらネームサーバーを変更しましょう。Conoha Wingのネームサーバーは次の通りです。

  1. ns-a1.conoha.io
  2. ns-a2.conoha.io

お名前.comでの作業は以上で終わり。次はConoha Wingにログインをして、テストサイトを立ち上げましょう。

まずはテストサイトのドメインをConoha Wingに追加。「サーバー管理」→「ドメイン」→「ドメイン追加ボタン」の順番にクリックしていきます。

「新規ドメインを追加」を選択し、ドメインを入力。「無料独自SSL」を利用するにチェックを入れて下さい。この状態で保存をクリックするとドメインの追加が行われます。

なお、ネームサーバーの変更がまだ完了していない場合はSSLの設定に失敗しますが、この時点では気にしなくても大丈夫です。後からSSLの設定を行えます。

ドメインの追加ができたら、WordPressのインストールを行います。「サイト管理」を表示してテストサイトのドメインが表示されていなかったら「切り替え」ボタンを押して変更して下さい。

切り替えができたら「アプリケーションの追加」→「新規インストールで追加」でWordPressをインストールしましょう。

アプリケーションの追加で選ぶ項目は次の通り。

  • アプリケーション:WordPress
  • インストール方法:新規インストール
  • バージョン:最新版
  • URL:WWWあり

この4つは必ず選択して下さい。特にURLは気をつけましょう。はてなブログ Proで独自ドメインを使っていた人は、ドメインの前にWWWが必ずついています。

テストサイトを本ドメインにコピーする際、WWWの有無も引き継ぎされるのでここで確実にWWWを選んでおいた方が後々ミスが少なくなります。なお、万が一WWWなしを選んだとしても対処方法はあるのでご安心ください。後ほど本サイトのコピーを行う際にご説明します。

WordPressのインストールが完了したらすぐに管理画面にログインして下さい。そして真っ先にブログがインデックスしないように設定を変更しましょう。

「設定」→「表示設定」と移動し、「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックを入れ変更を保存して下さい。

Conoha Wingのコピー機能を使うとインデックスの設定も丸ごと引き継がれるので、後で解除することだけは頭の片隅で覚えておいて下さい。

パーマリンクの設定

次は重要なパーマリンクの設定です。パーマリンクの設定が間違っていると404エラー、記事の評価を引き継ぐことができないので間違わないように設定を行なって下さい。

「設定」→「パーマリンク設定」と進み、はてなブログと全く同じパーマリンク構造にして下さい。その場合、カスタム構造の選択が必須です。

はてなブログでは、「/entry/○○」とパーマリンクを設定しているため、WordPressでは「/entry/%postname%」と設定しました。もし、日付をパーマリンクにしている人は、「/entry/2019/10/18/212045」のようになっていると考えられるため、WordPressでは、「/entry/%year%/%monthnum%/%day%/%hour%%minute%%second%」と設定しましょう。

はてなブログの「entry」が気に入らない人へのアドバイス

はてなブログでは、ドメインの後に「/entry」とサブディレクトリが作られます。気にしない人であれば無視して構いませんが、私はサブディレクトリを使ってこのブログを色々運用したかったので、entryを取り除くことにしました。

しかし、そのままentryをパーマリンク設定で消去してしまうと、引っ越しした時に404エラーとなります。そこでWordPress側でentryを消しても問題なく記事が表示されるように、プラグインの「Redirection」を使って制御するようにしています。

プラグインをインストールしたら、「ツール」から「Redirection」を開きます。そして、各項目に対して次のように入力して下さい。

  • ソースURL:/entry/(.*)$
  • 表現方法:正規表現
  • ターゲットURL:/$1

この設定が完了したら、パーマリンク設定で「entry」を消して大丈夫です。「/%postname%」と設定すれば、例え「/entry/%postname%」にアクセスされたとしても「/%postname%」に飛ばされるようになります。

一つだけ注意したいのが、記事の評価を引き継げないこと。もし大量にアクセスを集めているサイトであれば、安易にパーマリンクの形を変更するのはおすすめしません。このentryを消す場合は、記事数がかなり少ない、もしくはアクセスがほとんどないブログでやることを推奨します。

はてなブログから記事や画像データをインポート

ここまでの設定が終わったら、次はテーマのインストールなどをする前にはてなブログのデータをインポートしましょう。

「ツール」→「インポート」と移動し、「MovableType と TypePad」の今すぐインストールをクリック。

「インポーターの実行」をクリック。

「ファイルを選択」からMT(MovableType)形式でエクスポートしたファイルを選択。続けて「ファイルをアップロードしてインポート」を実行して下さい。

インポートする際のユーザー名を選択します。デフォルト状態だとはてなブログで使われていたIDがユーザー名となるので、それが嫌な人は変更して下さい。私は変えました。

これではてなブログからWordPressへの記事データの引っ越しは完了です。

WordPressのテーマをインストール

次はWordPressのテーマをインストールしましょう。様々なテーマがありますが、私が選んだのは「THE THOR」。色々と有名なWordPressテーマを使ってきましたが、今はこのテーマを使って運用しているサイトが結構多いです。

選んだ理由は大きく3つ。

  1. サイト表示速度を意識した作り
  2. 余計なプラグインのインストールが少なくて済む
  3. デザインが個人的に好み

WordPressのテーマ編集の勉強をしたいので後々Xeory当たりに変更するかもしれませんが、とりあえずで選ぶとしたら今なら真っ先にTHE THORを選びます。

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画像を一括でWordPressに移行する

はてなブログからデータをインポートしたら、当然ながら画像も一緒に移行されます。ですが、きちんと画像パスを確認してください。実ははてなブログからのインポートだと、画像がWordPressにはインポートされず、はてなフォトライフからの引用となります。

画像のアドレスを取得してみると「”http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/r/r-kawax/×××.png”」のようになっています。これでも問題ないですが、もしはてなフォトライフが無くなった場合のことを考えると怖いと思いませんか。

そこで、はてなフォトライフから画像を一気にWordPressに移行する作業を行いましょう。下記記事にて、はてなブログからWordPressに一括で画像を引っ越しさせる方法をまとめているので、参考にして下さい。

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記事の修正やブログのデザインを施す

画像の張り替えが終わったら、テストサイトで記事の修正やブログのデザインを変更しましょう。データをインポートしただけだと、アイキャッチ画像などの設定がされていないはずです。

このような軽微な修正をテストサイト側で完璧に行い、「テストサイトをこのまま公開しても大丈夫!」というくらいまで作り上げて下さい。

ここまでがテストサイトで行うことの全てでした。いよいよ本サイトを稼働させるためやることを紹介していきます。

移行したいドメインのネームサーバーを変更

まずははてなブログに向けていたネームサーバーをConoha Wingに変更します。この辺はテストサイト同様の手順で行えば問題ないので割愛します。

お名前.comの例ですが、上記のように設定すれば大丈夫。

移行したいドメインをConoha Wingに設置

この作業もテストサイト同様です。移行したいドメインをConoha Wingに追加しましょう。

追加後、上記のポップアップが表示されたらOKです。

WordPressの「コピー」もしくは「かんたん移行」を行う

この作業が最も重要。テストサイトで作ったWordPressを本ドメインに完全コピーします。

「サイト管理」→「アプリケーションの追加」で登録画面を開きましょう。この時「インストール方法」に注目して下さい。

「新規インストール」、「かんたん移行」、「サイトコピー」の3つがありますが、ここでは後者のどちらかの中から2つを選んでください。

私は「かんたん移行」を選びました。なぜなら、テストサイトを構築する際に「WWWなし」で作ってしまったからです。サイトコピーは丸ごと全てコピーする機能なので、後からWWWありに変更することができません。なので、もしテストサイト作りでWWWありなしの選択をミスしてしまった場合は、「かんたん移行」を使ってサイトをコピーしましょう。

名前は違いますが、それぞれWordPressのコピーをすることには変わりありません。

「かんたん移行」と「サイトコピー」の違い

かんたん移行とサイトコピーの違いをザックリと表にしてまとめました。

かんたん移行サイトコピー
外部サーバーからのコピー×
WWW有無の変更×
元サイトの完全コピー

実はかんたん移行の方が柔軟性に長けています。サイトコピーだと外部サーバーのWordPressにアクセスできなく、Conoha Wing内に追加してあるサイトのコピーしかできません。

仮にエックスサーバーからConoha Wingに乗り換える場合には「かんたん移行」しか使えません。かんたん移行はかなり便利ですが、もしサイトの入力IDやパスワードが漏れたらそっくりそのままコピーされる危険性があるのが少し怖いです。

とは言え、第三者にバレた時点で終わりだと思うので気にしなくても良いでしょう。

ログインしてサイトに不備がないか確認

記事数が多ければ多いほどコピーに時間がかかります。

しばらくステータスが構築中のままなので、気長に待ちましょう。また、SSL化を忘れてしまった人は構築が終わったら「かんたんSSL化」からSSLの有効化を行なって下さい。

引っ越し先のサイトへログインできるようになったら、ブログにログインして表示に不具合がないかチェックして下さい。

以上が、はてなブログからWordPressへの引っ越し作業でした。

最後にテストサイトを削除する

最後になりますが、念のためConoha Wingからテストサイトを削除しましょう。

「サイト管理」→「アプリケーションインストール」を開き、サイト名横のゴミ箱アイコンをクリック。

これでテストサイトが削除されました。検索エンジン上で記事の衝突が起きる心配は一切なくなります。

まとめ

ここまで、はてなブログからWordPressへの引っ越し作業の流れを具体的に紹介してきました。改めておさらいとして、今回使ったサーバーやドメインを紹介します。

  • サーバー:Conoha Wing
  • ドメイン:お名前.com
  • ワードプレステーマ:THE THOR

また、ザックリとした引っ越しの流れは次の通りです。

  1. Conoha Wingに引っ越し用のテストサイトをWordPressで構築
  2. はてなブログからテストサイトにデータをインポート
  3. テストサイトを本ドメインにコピーする

世の中にはいろいろな引っ越し方法が存在しますが、私のやり方はかなり慎重な方だと思います。ただ、ミスを少なくするにはテストサイトを作ってそれをそのままコピーするのが最も効率的だと思います。

もし、「どんなやり方ではてなブログからWordPressに引っ越ししようかな〜。」と悩んでいる方は、今回私が紹介した方法を検討してみて下さい。

私がTHE THORを選んだ理由
WordPressテーマ選びに悩んではいないでしょうか。2019年様々なテーマを使ってきた私が、なぜTHE THOR(ザ・トール)を選んだのか包み隠さずお話します。
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