国内有名WordPressテーマのキャッチフレーズ仕様を9個徹底調査

ワードプレスのテーマを選ぶ時は、どのような観点で選んでいるでしょうか?

  • デザイン
  • 表示速度の速さ
  • 単純な人気
  • 有料か無料か

選ぶ要素は色々ありますが、ブログの運営を長くやっている人や少しSEOに詳しくなってくると、テーマの「コード」が気になってくる人も少なくないと思います。その中で実は余り気にされていないものとして「キャッチフレーズ」があります。

ですが、ワードプレステーマによってはとんでもないキャッチフレーズの使われ方がされ、それがSEOに悪い影響を与えてしまうことがあります。

そこで本記事では、国内有名ワードプレステーマのキャッチフレーズの仕様を9つ調査してみました。国内で人気のある手持ちの有料テーマや、ワードプレスをインストールすると勝手に導入されているものまで調べています。

ワードプレステーマ選びの参考になりましたら幸いです。

ブログにおけるキャッチフレーズの重要性

ブログのキャッチフレーズは空白でもいいよ派と、いやいやしっかりつけましょうね派の2つに分かれます。どっちが正解かはハッキリと言い切ることはできませんが、個人的にはキャッチフレーズはつけた方が良いと思います。

その理由は、キャッチフレーズはお店の属性を伝えるための「コンセプト」と一緒だと思っているからです。

ブログ名だけでそのブログのコンセプトを伝えるのは非常に難しいです。そこで活用したいのがキャッチフレーズ。キャッチフレーズにコンセプトを書くことで、あなたのブログが属性が読者にハッキリと伝えられます。キャッチフレーズの重要性に関しては、下記記事にもっと詳しく書いたので参考にしてみてください。

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9テーマのキャッチフレーズの仕様を調査

それでは実際に9個のワードプレステーマを題材に、どんなキャッチフレーズの使われ方をしているのかを調査してみました。

なお、設定は一切いじらず初期設定のままでの調査になりますのでご注意ください。(テーマによってはキャッチフレーズの取扱方法を変更できます。)

WING(AFFINGER 5)

トップページ

WINGの場合、トップページのキャッチフレーズがヘッダーとフッターの両方についています。そしてtitleタグの他にH1タグにキャッチフレーズが使われています。この設定は正直他のテーマではあまり見ない仕様ですね。

トップページなのでH1タグに使われていて問題ありません。この辺を心配しているWINGユーザーもいらっしゃいますが、このテーマを作った人は非常に優秀なのでその辺のタグの使い方に関しては上手く設計しています。

ちなみにWINGの設定でキャッチフレーズは非表示にできます。

投稿ページ

トップページのヘッダーで使われていたH1タグですが、投稿ページだとPタグに置き換えられています。H1だったら結構まずいので、それを回避するためにPタグになっているのはSEO的にも優しいです。

記事タイトルは「記事名-ブログ名」の表記です。

固定ページ

投稿ページ同様です。

トップページ:titleタグ,H1タグ
投稿ページ:Pタグ
固定ページ:Pタグ

coconの場合

トップページ

無料なのに優秀なテーマであるcoconでは、デフォルトでキャッチフレーズが画面上に表示される設定となっています。実際にキャッチフレーズが使われているのはtitleタグと、表示するためのdivタグの2つです。

投稿ページ

投稿ページでは、ヘッダーに表示するためにdivタグのみにキャッチフレーズが使われています。ちなみにtitleタグは「記事名|ブログ名」が採用されています。

固定ページ

投稿ページと同じ仕様です。

トップページ:titleタグ,divタグ
投稿ページ:divタグ
固定ページ:divタグ

THE THORの場合

トップページ

キャッチフレーズは画面上では非表示設定となっています。ソースコード上で見た場合、titleタグにはキャッチフレーズの表記があります。そもそも画面上にキャッチフレーズを表示したくない人には嬉しい設定ですね。

投稿ページ

THE THORの場合、投稿ページにキャッチフレーズは一切表示しません。ちなみにタイトルの表記は、「記事名|ブログ名」となっています。

固定ページ

THE THORの場合、固定ページにキャッチフレーズは一切表示しません。タイトル表記は投稿ページ同様となっています。

トップページ:titleタグ
投稿ページ:なし
固定ページ:なし

JIN

トップページ

JINのキャッチフレーズ表示箇所

有料ワードプレステーマの「JIN」では、トップページだとtitleタグにのみキャッチフレーズが使われています。そのほかにはOGPタイトルにも使われており、SNSでシェアした時の対策も施されています。

投稿ページ

JINの場合、投稿ページにキャッチフレーズの表示は一切ありません。投稿ページでのタイトルは、「記事名|ブログ名」となっています。

固定ページ

投稿ページ同様、固定ページでもキャッチフレーズの表示は一切ありません。タイトル表記も投稿ページと同じです。

トップページ:titleタグ
投稿ページ:なし
固定ページ:なし

SANGO

トップページ

有料ワードプレステーマの「SANGO」では、titleタグにキャッチフレーズが含まれています。そのほか、OGPのタイトル、そして初期状態だとメタディスクリプションとしてキャッチフレーズが表示されます。

ですが安心してください。SANGOではカスタマイズからトップページのメタディスクリプションを個別に設定することが可能です。

投稿ページ

SANGOでは、投稿ページでキャッチフレーズは使われません。SANGOの場合、投稿ページのタイトルは「記事名|ブログ名」の構成となっています。

固定ページ

固定ページも投稿ページ同様にキャッチフレーズは使われません。

トップページ:titleタグ
投稿ページ:なし
固定ページ:なし

Emanon

トップページ

有料ワードプレステーマの「Emanon」では、トップページにキャッチフレーズがtitleタグ、h1に利用されています。また、初期状態だとメタディスクリプションとしても利用されていますが、これは設定で変更できます。

Emanonはキャッチフレーズが画面上に表示される仕様となっており、これも設定で変更できるのでそこまで大きな影響を与えることはないでしょう。

投稿ページ

Emanonは初期状態のままだと投稿ページにもキャッチフレーズがヘッダーに表示されます。その時に使われているタグは、トップページとは違いPタグとなっています。これならSEOにも影響を与えないので安心です。

記事タイトルの構成は「記事名-ブログ名」で、ソースコードで見ると「– 」となっています。

固定ページ

固定ページは、投稿ページと同様の設計となっています。

トップページ:titleタグ, H1タグ
投稿ページ:Pタグ
固定ページ:Pタグ

Twenty Twentyの場合

トップページ

キャッチフレーズはタイトルと共にヘッダー部分に表示されます。またソースコードを見るとtitleタグに使われていることがわかります。キャッチフレーズを画面上に表示しているため、divタグも使われていました。

投稿ページ

ヘッダー部分に表示されるのはトップページと変わりありませんが、今度はtitleタグではなくdivタグで囲われていることがわかります。記事タイトルは「記事名-ブログ名」の表記です。

固定ページ

投稿ページ同様にdivタグでの表記となっています。記事タイトルも投稿ページと同じです。

トップページではきちんとtitleタグで処理され、他のページでもH1やH2などのSEOにおいて重要なタグで使われていないので、Twenty Twentyのテーマはキャッチフレーズをそのまま設定しても問題ありません。

トップページ:titleタグ,divタグ
投稿ページ:divタグ
固定ページ:divタグ

Twenty Seventeenの場合

トップページ

Twenty Seventeenのキャッチフレーズ表示場所

WordPressにデフォルトでインストールされていることが多い「Twenty Seventeen」。こちらのテーマはトップページでは、titleタグとキャッチフレーズを画面に表示するため、Pタグにキャッチフレーズが使われています。

投稿ページ

キャッチフレーズは画面表示用のためだけにPタグで使われています。それ以外で使われている箇所はありません。ちなみにtitleタグは「記事名 – ブログ名」となっています。

固定ページ

投稿ページと取扱方法は同じとなります。

トップページ:titleタグ,Pタグ
投稿ページ:Pタグ
固定ページ:Pタグ

Twenty Fourteenの場合

トップページ

少し古いテーマなのでもうワードプレスにインストールされていることはほぼありませんが、こちらも一度調査してみました。Twenty Fourteenでは、titleタグの他にH2タグにもキャッチフレーズが使われています。正直これはあまりよろしくないテーマ設計です。

ただ、トップページだけかもしれないので、引き続き投稿ページと固定ページを調査して良し悪しを判断したいと思います。

投稿ページ

投稿ページではもちろんtitleタグにはキャッチフレーズが使われていませんが、H2タグで使われています。記事タイトルがH1タグとなっているので、毎回記事を書くときに見出しをH2タグから始めなければならないのですが、キャッチフレーズが毎回H2タグとして使用されるため、関係ない見出しが毎度毎度Googleに検知されることになります。

その上、H1タグもサイドバーに使われまくっているテーマなので、あまりこのテーマはおすすめできません。多分現時点で使う人はいないと思いますが。

固定ページ

投稿ページ同様です。

トップページ:titleタグ,H2タグ
投稿ページ:H2タグ
固定ページ:H2タグ

Yoast SEOでメタディスクリプションを書き換える

キャッチフレーズですが、例えばデザインが気に入ったワードプレスを使おうとしてもメタディスクリプションに強制的に挿入されると利用する気が無くなりますよね。

そこで対策として使えるのが「Yoast SEO」です。

Yoast SEOではトップページを含め、全てのページでメタディスクリプションを個別設定することができます。ワードプレスのテーマによってはトップページのメタディスクリプションを弄れないので、そんな時にYoastSEOが役立ちます。

しかし、最近のワードプレステーマは、自前でパンくずリストやキャッチフレーズのコントロールなどができるようになっているので、Yoast SEOやAll in One SEOの出番が少なくなってきています。ただ、私はワードプレス独自のコントロールではなくYoast SEOを使うことが多いです。

kawahara
他にもいろいろ使えます。Yoast SEOめっちゃ便利。

まとめ

ここまで国内で有名なワードプレステーマを対象に、どこでキャッチフレーズが使われているか調査してきました。最後にこの記事のまとめとして、もう一度9つのワードプレステーマ のタグの使われ方をおさらい。

なお、全て初期設定での使われ方になるのでご注意ください。

テーマ名トップ個別投稿固定
WING(AFFINGER 5)<title>, <h1><p><p>
cocon<title><div><div>
THE THOR<title>なしなし
JIN<title>なしなし
SANGO<title>なしなし
Emanon<title>, <h1><p><p>
Twenty Twenty<title>, <div><div><div>
Twenty Seventeen<title>, <p><p><p>
Twenty Fourteen<title>, <h2><h2><h2>

「Twenty Fourteen」以外でしたらどのワードプレステーマも正しいキャッチフレーズの使われ方をしています。SEOにおいては、次の順番にタグが重要になってきます。

  1. title
  2. h1
  3. h2
  4. meta description

トップページ以外はキャッチフレーズをこれらのタグに入れる必要は全くありません。むしろ投稿ページなどで使われていたら困ります。なので、ワードプレスのテーマを選ぶ時は、「それぞれのページでキャッチフレーズがどこに表示されるか」も検討しながらチョイスするようにしてください。

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WordPressテーマ選びに悩んではいないでしょうか。2019年様々なテーマを使ってきた私が、なぜTHE THOR(ザ・トール)を選んだのか包み隠さずお話します。
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